ジューダス・プリーストのロブ「LGBTQコミュニティとヘヴィ・メタルの扱いは似てる」 | BARKS
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20年前にカミングアウトしたジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード(Vo)は、近年、LGBTQについて公に話されるようになったが、平等という面では成されるべきことがまだたくさんあると話した。
また、異端と見られている点ではヘヴィ・メタルも同じだという。

ハルフォードは英国の音楽誌『Kerrang!』のインタビューでこう話した。
「俺らの道程はまだ長い。
LGBTQ―いま俺らは自分らのことをそう呼ぶ―は、平等って面では解決しなきゃならないことがたくさんあると思う。
でも、メタルがロックンロールの厄介者って考えられているのと同じだよな。
“おい、ヘヴィ・メタルなんて好きじゃないだろ? あれは音楽じゃない。クソだ”って言われる。
ゲイ・コミュニティにもそれは当てはまる。
似たようなこと体験する」

「いまは2018年だ。
俺らまだ、性的指向や肌の色なんかについて話してる。
“俺の宗教はお前らのよりいい”とかさ。
長いことこんなことやってて、もっと前に変化や前進があってもよかったのにって思うだろ。
俺はもうヘヴィ・メタル年金受給者って年齢になってるんだぜ(笑)。
この頃にはいろんなことが過去の産物になってるだろうと思ってた。
残念だ」

「俺ら、この地上で一緒に過ごす時間はそう長くない。
だから、分裂なんて無駄なことしてても意味はない。
自分を愛せ、お互い愛し合おう、そしてヘヴィ・ファッキン・メタルを愛せ!」

現在、ヨーロッパ・ツアー中のジューダス・プリーストは、今後、北米、南米を周り、11月に3年ぶりの日本ツアーを開催する。