YOSHIKI×影山ヒロノブ&きただにひろしが夢の共演! アニソンとヴィジュアル系のレジェンドによる歴史的対談の意義とは?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180512-01475706-sspa-soci

 これまで日本を代表するポップカルチャーは、マンガ・アニメ・ゲームなどだった。
しかし近年は、日本のアーティストが海外で活躍する話を聞くようになった。
海外における日本の評価向上と合わせて、国産ミュージックの注目度が飛躍的に高まっているのである。

 なかでも、LOUDNESS、BABYMETAL、DIR EN GREY、L’Arc-en-Ciel、MIYAVIなどロック系、そのなかでもとくにメタル(ジャパメタ)勢が強いと言えるだろう。

影山ヒロノブとYOSHIKIの意外な共通点は『聖闘士星矢』

 影山氏とYOSHIKIの共通点として忘れてはならないのが、同じアニメシリーズのアニソンを歌っていることだろう。
そのアニメシリーズとは『聖闘士星矢』である。
ご存じのとおり影山氏は、影山ヒロノブ&BROADWAY名義で、1986年から放送されたTVアニメの2ndOP「聖闘士神話〜ソルジャードリーム〜」(1988年)を歌っている。

 対してYOSHIKIの方は、YOSHIKI feat. Katie Fizgerrald from Violet UK名義による楽曲「Hero (Yoshiki Classical Version)」(2014年)が、
劇場用アニメ『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』(2014年)の主題歌に使用されている。

X JAPANおよびYOSHIKIが手がけたアニソンは少ないが、影山氏とYOSHIKIには、『聖闘士星矢』という共通点があるのだ。

 蛇足となるが、『聖闘士星矢』はジャパメタ・アーティスト御用達のアニメと言える。最初のシリーズでは、
1st OPでMAKE-UPによる「ペガサス幻想」(1986年)が起用され(MAKE-UPはLAZY〜LOUDNESSの後輩バンド)、
2012年から放送された『聖闘士星矢Ω』の78話以降の3rdOPでも、嬢メタル・バンド=Cyntiaによる「閃光ストリングス」(2013年)が使われている。