小林さんは、一歩先に進むべき段階に来ているんだと思う。
ここにきての停滞感、迷走感は、成功体験が小林さんの判断力を鈍らせてしまい
メタルミュージックを売るためにBABYMETALが活動するようになっていることが
原因だと考える。

そもそもが、アミューズから中元すず香を売るように指令を受けた小林さんが
自分のアイディアを生かして構成したのがBABYMETAL
3人の個性の輝きとミキコ先生のダンス、カワイイ少女に似つかわしくない
メタルっぽい激しい音楽、さらに そこらのバンドマンより遥かに上手い
スタジオミュージシャンで編成したKAMIBandを加えたステージは
素敵なカオスになっていた。
カオスの魅力が様々なジャンルから人を惹きつけて来た。成功だ。

しかし、成功したからと言って本格的なメタルを志向すれば、離れる人が多くなる。
日本でも世界でも、音楽の、歌の主流はメタルではないからだ。
 
小林さんが、本当のプロデューサーになれるのか
企画に情熱的に取り組む有能な社員に留まるのか
それが10月に見えるのかもしれない