由結&美波&杏奈 (p・ω・。q)゚超絶Fantastic+.★*

Q. あなたは長年かけて漫画の準備をして来たわけだが、そこに後悔はないのか?

タラレバを言うなら、もっと上手くやれた部分はあるだろう。
あの時ああしとけばなあと言う所も無いわけではないけど、人生というのは失敗から学んでいくものだったりする。
遠回りして気付く事もあるわけで、上手く出来なかった事が必ずしもマイナスとは言えないと思うよ。
僕はずっと昔から神に「史上最高の漫画家になりたい」と祈り願ってきたし、多くの人に「世界一にして史上最高の漫画家になる」と宣言してきた。
世の中に祈りの力や言霊という概念があるとすれば、長年、毎日のようにそう言葉にしてきた僕に蓄積されているそのエネルギーは
相当なものになっている筈だし、実際に僕は今の自分を『開園前のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート』だと位置付けているからね。
さて、本当にそうなのかどうか、答えはもうじき世にハッキリと示されるだろう。

Q. これまで漫画を描いて来なかった事が神の導きだったと、あなたは語っているが その意味は?

例えば家康が「自分の時代を築きたいです!」と神に願ったとする。
でも、それは信長を倒す事ではなかったし、秀吉を倒す事でもなかった。
もし家康が信長を倒そうとしたり、秀吉を倒そうとしたなら、返り討ちにあって、後の徳川黄金時代は来なかったかも知れない。
彼は信長がこの世を去り、秀吉がこの世を去ったあとで天下人となった。
彼には彼のタイミングがあったわけだ。
そう、物事にはタイミングというものがある。
その人の願ったタイミングでそれがもたらされなくても、後にもたらされる事がある。
だから神を信じ、努力し続けることはとても大切な事なんだ。

Q. あなたの漫画の理念とは何か?

誰よりも世界観が豊かで、キャラクターが豊かで、物語豊かな漫画を作ること。
それが最強無敵になるという事だからね。
僕の考えは、世界観豊か・キャラクター豊か・物語豊かな漫画が、世界観しょぼい・キャラクターしょぼい・物語しょぼいものに負ける事はないという物。
だから、如何に世界観を引き出し、キャラクターを引き出し、物語を引き出すかというのが僕の努力のテーマだった。

ONE PIECEが他の漫画を寄せ付けないレベルで売れてるのは、まさに
世界観豊か(たくさんの種類の街や舞台がある)
キャラクター豊か(たくさんの個性豊かなキャラクターがいる)
物語豊か(たくさんの種類の物語エピソードがある)
だからだよ。
他の漫画はONE PIECEより世界観がしょぼくキャラクターが少なく、物語エピソードも少ないから、どうしても見劣りしてしまうんだ。

だから、ONE PIECEに勝つためには
ONE PIECEよりも豊かな世界観、豊かなキャラクター達、豊かな物語エピソードを用意する必要があるんだ。
勿論、それだけじゃなく見た目の派手さ、華やかさ、愛らしさ、豪華さ、賑やかさも備える必要があるし、商業的な要素てんこ盛りにする必要もある。
だから正直、ハードルは高い、普通の人にはね。
でも、僕なら出来る。
僕は17歳の時点でウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを彷彿させる漫画を描いているし、今はそこから100段階くらいレベルアップしたからね。