自民党の宇都隆史参院議員は31日、参院予算委員会での質問の中で、安倍晋三首相の平昌冬季五輪開会式出席に反対の立場から、
「行くのをやめようと思ったら、インフルエンザもはやっているから罹患(りかん)するという手もある」と軽口をたたいた。

 宇都氏がこの問題で答弁を求めなかったため、首相は特に反応しなかった。

 宇都氏は、韓国の文在寅政権が慰安婦問題に関する日韓合意を「誤り」と位置付けたことを受け、首相の平昌行きについて
「外交成果が上がるかどうか分からない。言ったことをころころ変える国だから」と指摘。その上で「首相を見ていると本当は行きたくないんだろうなと感じる」との認識を示した。

 宇都氏の発言について、民進党の大塚耕平代表は党常任幹事会で「いかがなものかと思う。与党がかなり緩んでいる」と非難した。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00000155-jij-pol