小川フミオは、この板で言われてる「低速側にトルクを振ったエンジン」、「モーターの上乗せ分エンジンのトルクを減らす」と真逆のレポートをしているんだが・・・

パワートレインは、1.2リッター3気筒エンジン。試乗車はそれに小型電気モーターを搭載したマイルドハイブリッドだ。発進時などにモーターがトルクを上乗せする。そのおかげもあってか、発進時はスムーズ。

そのあとは、エンジンをなるべく上の回転域までまわしたほうがきびきびとした加速感が味わえる。実際、108Nmの最大トルクは4500rpmで、という、なかなかの高回転型。ドライブすると、燃費のためのハイギヤードな設定ということもあり、どのギヤでも3500rpmを超えるあたりから力が出はじめるのを感じる。

個人的には、低回転域のトルクが薄めのクルマには、マニュアル変速機がよく合うと思っている。