20年ほど前までは、東京近郊の3000万円後半から4000万円程度のマンションを購入できるのは、
目安として年収500万円以上の層でした。
年収300万円前後の層は、販売者側も、お客として想定していませんでした。

ところが現在では、年収300万円前後であっても、東京近郊のマンションをローンで購入することが可能です。
なぜなら、金利が下がったため、計算上は支払いが可能になったからです。

ただ、30~35年という長期ローンを払い続けることを前提としたとき、果たして現実的に支払いが可能なのかどうか、
長期にわたって収入が保証されている職業なのでしょうか。

あるデベロッパーの役員は、こう危惧していました。

「近年はかつてはマンションを買うことができなかった層にも、販売するようになっている。
日銀総裁の交代を見据えて長期金利もジワジワ上がってきていますし
これが将来、日本版・サブプライムローン問題を引き起こす可能性がある」と。