稼働停止の規模が拡大していってる模様



 トヨタ自動車は10日、田原工場(愛知県田原市)など4工場の稼働を今月、一部停止すると明らかにした。9日に判明していた2工場から拡大した。東南アジアの新型コロナウイルス流行に伴う部品調達難などが要因。影響台数は約5500台。前日判明分との合計では約9千台となる。

 9月を中心に深刻化した調達難の打撃は和らいできているが、依然不安を抱えることが浮かび上がった。2021年度の世界生産計画(900万台)は維持する。

 影響する車種は、高級ブランド「レクサス」のスポーツタイプ多目的車(SUV)「NX」や、トヨタのSUV「ランドクルーザー」など。