>>665
ミニバンが作られない理由は、日本の世帯の家族構成が変わったことに主因がある。

1989年時点で、日本では子供のいる世帯の割合は40%を超えていた。
それが直近の2018年では23%台まで下がっている。

大人だけでミニバンを使わないわけではないが、
家族の車としてのミニバンは需要がほぼ半減していて、
更に少子化が進むとすると将来の需要は見通せないということになる。

北米に日本サイズのミニバンの需要はない。
ホンダが北米仕様オデッセイを作ると全長は5mを大きく超えるサイズになる。
日本ではラグレイトの名前で販売されたこともあったが人気は出なかった。
北米でミニバンは主婦が選ぶクルマで1週間から2週間分の買い物を
1台のクルマに積む用途で購入される。

欧州にミニバンの需要はあるがスライドドアが必須条件というユーザーは少ない。
VWシャランは存続しているが、オペル・ザフィーラの後継モデルはヒンジドアになっているはずだ。
スライドドアは重量増を招く上に、燃費に対してはネガティブなので、
環境性能や航続距離を重視するいまの風潮に合わない。

日米、日欧、日中で同じミニバンを製造して売るのが困難だから、
ミニバン=不採算車種となって製造中止が相次ぐことになる。
国内で販売数量が減ると、安全性能や環境性能を向上させるために、
継続してミニバンに投資を続けることが難しくなるからだ。

日産セレナだって本当に採算ラインに乗って儲かっているなら、
三菱デリカD:5と統合されるような噂は流れないのではないか?