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「室内の広さ」という需要は存在しないのではないか?

2020年3月に自動車工業会が「2019年度乗用車市場動向調査」を発表した。
報告書によると、四輪自動車保有世帯で「クルマに対する要望」の上位3項目(複数回答)は…

1位 55% 長時間運転しても疲れないクルマ
2位 48% 先進安全技術の搭載
3位 45% 前方視界を見やすくする
――などとなっていることが分かる。

以下の項目は、
後方視界を見やすくする(39%)、
簡単な操作で行き先を分かりやすくしてくれるカーナビ設置(33%)、
乗り降りのしやすいクルマにする(30%)、
夜間などにヘッドライトで視界を更に明るくする(29%)、
スイッチ類の操作を簡単にする(17%)…などが続く。

代表的な「クルマに対する要望」は合計13項目があがっているが、
その中に「室内の広さ」という四輪車ユーザーの要望は存在しない。

荷物を積む商用車と違うのだから、乗用車に「室内の広さ」を望む客は、ほぼ皆無ではないか?

自工会の市場動向調査を熟読する限り、「室内の広さ」などという顕在化した顧客ニーズがあるような事実はまったく読み取れない。
少なくとも、「クルマに対する要望」の上位13項目に「室内の広さ」は出てこない。