「こんな所じゃやだ!」
混雑したフードコートに少女の声が響き渡る

父親と思われる男性が困り果てて、固まっている
少女は母親と一緒にフードコートを出て行った。

「はぁ・・・あいつも父親嫌いか」
「小さい頃はオレになついてくれたんだけどなぁ」

「パパ!僕はパパの見方だよ!」

「おっそうか男らしくなってきたな」

「よ〜し今日はパパ、ビッグマックおごっちゃうぞ〜」

美味しそうにビッグマックをほおばる親子
とても満足な顔だ

そして親子はDXと書かれたハイエースに乗り込みカラカラと音を立てて走り去った。