>>273

よく読みなさい。俺は軸回転数の数%がスリップで失われているんじゃなくて、
最終的に発生しているラバーバンドフィールの要因のうちの数%を担当しているって書いてる
それからスリップが生じているのは事実だよ ただし具体的に何%なのかはメーカーサイドからはっきり情報ないっぽいね

変速機の前後での、最終的なパワーロスはCVTで90%ぐらい MTで95%なんだそうだ
MTだってギヤをいくつも介して回してるから、そこで5%のロスがでてる
CVTはベルトの摩擦とスリップといくつかのギヤの合計ロスが10%だが、そのうちスリップの部分がいくつなのかは分からない

というわけでCVTの伝達効率の悪さは、可変プーリを挟み付けてることでベルトが滑らかに動かないのと、スリップのせい
ただ、スバルのCVTはチェーンベルトを引くんじゃなくて押すことで力を伝達することで、それらをかなり低くすることに成功してるとどこかで読んだ

トルクが高いほど、エンジン側のプーリーを大きくして、 エンジン回転数を低いまま、 10kgの力が出せる → ゼロスタートの時に先行して高回転にしなくても済む
トルクが低いほど、エンジン側のプーリーを小さくして、 エンジン回転数を高くして、 10kgの力を出してる → ゼロスタートの時、加速感が得られる前に先に高回転になる → ラバー感が感じられる(しかしこれは非力なAT車でも同じ)
トルクというか、最終的な出力された馬力がデカイほど、プーリーは余計に滑るだろうけど、それを上回る大出力があればトータルではプラスなんじゃないかね

だから、低速トルクがある大出力エンジン(ターボなのでちょっと不利だけど、頑張って割と低回転からでもトルク出るように努力はしている)と、
スリップロス、抵抗ロスをある程度押さえ込むことに成功してるスバルのCVTでは、ラバーバンドフィールは、少なくとも普通の人間には気にならない程度には減少している。