EVで「新会社設立」トヨタになくて、マツダにあるもの
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53050
トヨタ自動車とマツダ、デンソーの3社が9月28日、電気自動車(EV)開発の新会社を設立すると発表した。
現場の開発リーダーには、マツダで研究開発を統括する藤原清志専務が就く。ここがミソだ。

読者は意外に思うのではないだろうか。一般的には、資金力豊富なトヨタが、マツダに環境技術を提供して、いずれ呑み込んでいくと思われがちだが、それは全く違う。

今回のEVの共同開発ではマツダが主導権を握る。
筆者がニュースリリースを読む限り、マツダが得意とする「モデルベース開発(MBD)」や「コモンアーキテクチャー」を活用することが大々的に示され、
行間からは「マツダさん全部お願いします」といったニュアンスさえ伝わっていた。