SUBARU(スバル)は28日、検査不正に関する最終的な報告書を国土交通省に提出し、発表した。
ブレーキの力やスピードメーターの誤差、車輪の曲がる角度などを確かめる検査で新たな不正が判明。
既に公表していた燃費・排ガス測定を巡る問題では、別の測定データをコピーする悪質な手口も分かった。

調査した弁護士チームは、設備投資が抑制される一方で検査員の業務が過剰になり、しわ寄せを受けていたと分析。
現場の規範意識が著しく鈍く、経営陣の管理も不十分だったと結論付けた。

中村知美社長が東京都内の本社で記者会見し「多大な心配と迷惑を掛け、心よりおわびする」と謝罪した。

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