もっとも、SKYACTIV-D 2.2は、ターボが1つだけの同1.5と違い、エンジンの回転数に応じて大小2つのターボチャージャーを使い分ける2ステージのターボを用いる。
可変ジオメトリーターボチャージャーを採用したのは、このうちの大きなターボチャージャーの側である。
可変ジオメトリーターボチャージャーの適用により、大きなターボチャージャーをより低回転側にも高回転側にも使えるようにして、高い過給特性を示すエンジン回転数の領域を拡大した。
それにより、最大トルクや最高出力を高めるとともに、車速100km/hからの全開加速で車速がよりリニアに伸びていくように改善した。