今後のスバルの新型水平対向エンジンはおそらく2リッターターボでF-1と同方式の高度なハイブリッドになるであろう。

回生制動を電気に変換するMGU-K(Kinetic=運動)に加え、ターボには熱エネルギーを電気エネルギーに変換する
MGU-H(Heat)が搭載されるであろう。火力発電所搭載のボクサーエンジンといえるものになるのではないか。

さらにHCCIによって圧縮比は18・1 となり、エンジン自体の熱効率は50%近くなるであろう。
気筒休止などの技術も加わり、ターボチャージャと2方式の発電、モーターによる駆動などとの高度な協調制御により
これによってシステム出力300馬力近い強力なパフォーマンスなのに燃費はリッター30qに迫るものとなるであろう。

強力な発電能力があるので駆動用リチウムイオンバッテリーも小型のものでよく、これがコンパクトなユニットにまとまり
安価なユニットに仕上がるのだろう。
シンメトリカルAWDシステムとリニアトロニックCVTと組み合わされて200万円代のグレードにあたりまえのように搭載されていく
ことを期待します。