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 第一三共ヘルスケア(東京都中央区)は、「『脱マスク』と健康意識に関する実態調査」を実施した。都道府県別にマスク着用率を見ると、着用率が最も高い都道府県1位は「広島県」(72.0%)だった。

 次いで「岐阜県」(70.1%)、「愛知県」(69.9%)と続いた。一方、着用率が最も低かった県は「奈良県」で56.4%、2番目は「福岡県」(60.1%)、3番目は「佐賀県」(60.3%)となった。

 ルール緩和後のマスク着用の変化を都道府県別に見ると、最も変化のあった都道府県は「沖縄県」で「常に外すようになった」(7.0%)または「外すことが増えた」(25.0%)と回答した人は合わせて3割超だった。

 マスク着用率の最も高かった「広島県」では、「常に外すようになった」(1.0%)、「外すことが増えた」(10.0%)を合わせても約1割にとどまった。

 3月13日のマスク着用ルール緩和後、現在の外出時のマスク着用状況について聞くと、「完全に外している」と回答した人は4.3%にとどまる結果となった。「常に着用している」と回答した人が61.6%と、緩和後でも多くの人がマスクを欠かさずに生活している様子がうかがえる。

 マスク着用ルール緩和後の、マスク着用の変化について尋ねると、70.8%が「緩和前と変わらない」と回答した。「外すことが増えた」は18.1%、「常に外すようになった」は2.7%だった。

 調査は3月17~19日、全国の男女4700人を対象にインターネットで実施した。

ITmedia ビジネスオンライン
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