センバツの決勝は、地元・報徳学園(兵庫)の登場もあって、今大会最多の34200人が詰めかけた。しかし日曜日の好天、しかも地元の人気校登場という好条件にしては、いささか寂しい数字と言わざるを得ない。
現在のセンバツは春休み前に半分終わる

 ちなみに昨夏、慶応(神奈川)と仙台育英(宮城)の決勝は、42100人だった。しかし、総入場者数を試合数で割って1試合で平均すると、昨夏の13319人に対し、今春は10545人と、3000人近く少ない。これはセンバツ特有の不利な条件が背景にあることとも無関係ではない。センバツは20年ほど前から、夏ほど入らなくなった。最近のコロナ禍が直接の原因