>>396
清水先生ご本人がそう言ってるしね。
実は私は西洋マジックや秘教的キリスト教ドップリの人なんですと。
ただ四つの福音書をあまりにも無邪気に受け入れているのは気にかかる。
世界史を勉強した人ならご存知のように、
今の聖書はローマ帝国時代にニカイア公会議で政治的思惑をもって決められたもので、
すべての福音書は少なからず都合よく改竄されたり削除されたり付け足されたりしているが、
セミナーの場では単純に、ヨハネは風、マタイは火、ルカは水、マルコは地、
それぞれ西洋魔術の四大力に対応しているということのみ。
あとは、新約聖書くらいは持っておこう、できれば文語体のほうが雰囲気があっていい、
金貨とフランキンセンスとミルラを鹿の皮袋に入れてそれを持った状態で
セミナーで教えた技法を使うこと等々。
ダスカロス(スティリアノス・ アテシュリス)の名前は清水先生の口から出たことはあったのだろうか、
そこはよく知らないが多分に影響を受けているのではないか。
もし新約聖書を読むのなら、ダスカロスが書いた『キリストのたとえ話』と、
『ジョシュア・イマヌエル キリスト (地上での生涯とその教え)』いう本が出ているので、
改竄の補正の意味でもその2冊を福音書の註解書として合わせて読まれるといいだろう。