>>947
さて、ローリング・ストーンズの転がる石のように、「転石コケ生ぜず」のことわざやないけど、次々と話題の変わるわし達について行くのはたいへんやろう
わしらのやり方はな、ロシアの「マトリョーシカ方式」言うてな、開けるとひとまわり小さなお人形が出てくる入れ子構造のマトリョーシカ人形のように、
話の細部を説明しようとすると、どんどん事例が具体的に細かくなり、樹形図のようにそれからそれへと、関連して広がっていくんや…
それで、突き当たりまで行くと、ターンして戻ってくる……
ヘンゼルとグレーテルのまいたパンくずのある小径をたどるようにな、元の分かれ道に戻ってくるわけや
そして、本道に入る (本道て、どこなんや! いつ書いた部分なんや!)
本道とは、「幽体についての探究」や

では、

シーラ・ポーツネルは、黙っていても人を魅惑する上品な女性やった (マンガでは脇役やで、)
ある日、一家は地方都市に現れる
やはり、仲間にできる候補を探してだ
あか抜けて人目をひく一家だが、メリーベルが貧血で倒れ、介抱した二人の医者の内、若い方の美男の医師が、シーラに目をつけた
この男は地味な婚約者がいるくせに、自分はモテるもんだからあちこちで気ままにつかの間の恋愛を楽しんでいた
仕事は、まじめにやるのやけどな、
シーラは彼の気持ちに気づくが、むろん吸血鬼なんやから、振り回されるわけもない 落ち着いていた