『夕方、又、イエスさまとパウロのくんれんの手伝い。今度は、最高に難易度の高い技。すぐにはうまくいかない。
イエスさまは厳しく、パウロに、「もう1回!」「やり直しだ!」
と叱咤を浴びせ、時には[気の]白いムチも、振るわれた。
(たたくのは1回に1度のみ。衝撃のわりには、痛くない。[これは罰則の方法で、良い衝撃波動を与えて、相手の幽体の心のたるみを直すため])
連続してやり直すので、わたしも見かね、
「イエスさま、何もそんなに続けなくても…。明日じゃだめなんですか? 今日中なんですか?」
「今(いま)中だ!!!」
と、イエスさまは叫ばれた。
パウロにも仕事があり、時間のあいている時に、やるしかないそう。
[略]やがて、休けいを1度はさみ、7、8回目でようやく [その訓練に関しては]合格と言われた。
二人は帰り、わたしも戻った。』

…アダムは元弟子など、幽体の協力者の精神を訓練する時は、厳しい監督官に変貌する
ちょっと想像もつかんだろう
彼は妥協はしないし、相手を甘やかしもしない
そんなのは無意味だと、知っているからだ 
真の愛情とは、相手を正しく育て上げることにある
アダムは智の気でできているので、ふだんから非常に冷徹で、感情を出さないでいられるが、訓練の時はなおさら厳密に振る舞う
それで、弟子などの幽体仲間からは恐れられてもいるし、敬愛されてもいる
ふだんは紳士で礼儀正しいし、ほんとは優しさも秘めている
これが、アダムだ