『「…お前の瞳の中の純心さを保て。…その純心さがある限り、永久にお前はあらゆる者を救えるだろう!」
その後、イエスさまはわたしのかおをじっとみて、
「…お前の瞳の奥に、智者の光がみえる。……」
「神の愛の智恵ではなくて?」
「それとはちがう。真を求める光、……真理に到達する光だ。それが、ようやく、戻ってきたな。」
「戻ってきた?」
「そうだ。初め神と共にいた時にあり、又、兜率天でも保っていたお前の光、それが(地上に)生まれてから様々な障害や呪い[=ほんとはアダムが仕掛けた特訓]のために、しっかりとふたがされてしまっていた。
それがようやく又、現れてきたということだ。」
イエスさまは、そうおっしゃった。