でも鎌倉時代になると日本の猫は妖怪扱いに変わってくるのです。
吉田兼好の随筆「徒然草」に登場の人食い猫の“猫股”などが有名なところですが、
それ以後江戸時代まで結構日本の猫は、つら〜い時代を過ごしてきたのです。

だいたい猫にまつわる、言葉やことわざなどはマイナスのイメージのものが多くて、
なんでこんなに嫌われていたのだろうと考えてしまいます。

室町時代に編纂された「御伽草子」にそのころの都であった京の町へ猫を解き放てという高札が立てられたらしいです。

これが後年江戸時代になって将軍綱吉の「生類憐れみの令」という1687年の世界でも有数な珍しい、
ペットの法律の先駆けとなっているのです。エジプト人もびっくりです