つまりこういうこと。
わたしたちの意識含め魂というのは一つしかない。
それが神と言われるもの。
大いなる一つの神の魂のみがある。
われわれはその部分である。
しかもその下の方の未浄化な部分。
この未浄化な部分が神の作った世界である物質世界の生物に宿ることが生きると言われること。
死ぬというのは肉体を捨てて再び神として存在するということ。
わたしの魂もあなたの魂も神の魂も同じワンネスというのはこういうこと。
すべてが神だった。神しか存在しなかった。それを知る。
神は天の上のほうにいる崇高な存在のようなものじゃない。
神はすでにそこにいる。それはあなた自身。どんな未熟者でも魂がある以上神である。
虫も魚も神。なぜなら魂があるから。
すべての魂は神なんだ。肉体を持ってるから別個の生物のように見えるけど、
元は一つ。神の一部分なんだ。
人体に例えるとわかる。
手があなた。足があなた。その人自体は神。
あなたは人差し指の爪でしかないかもしれない。でも神には違いない。
心臓や脳という大切な箇所に憧れるかもしれない。でも爪は爪で役割がある。
あなたの魂はちゃんと役割があり存在してる。
しかしその役割が見えず、霊界や神を知ることができないとなげく。
それは爪が、胃や目とか他の箇所を見ることも知ることもできないのと同じ。
地上にいる神の部分である我々は、ほかの神の部分については知ることができない。
でも最終的に究極的にその人間自身となるとき、つまり大いなる神意識となるとき、
すべてが見える。そして全てを知ることになる。
爪の役目を知る。心臓の役目、手足の役目。それぞれに意味があり存在価値がある。
なぜ悪があるのか、障害があるのか、災害があるのか、神の目になったときすべてがわかる。
ちゃんと意味があったのだと。