隣人愛の隣人とはどういう意味でしょう?

むろん、隣人とは人類のことです。
人類はすべて霊的家族です。

他人だから傷つけてよい、貧しいでよい、病気でよい、ではないのです。なぜなら、他人様は皆様家族だからです。

いじめたり、傷つけたり、殺したりした相手が死後に霊界に行くと、実は前世では愛する家族であったりして激しい後悔に苛まれるようです。いわゆる悪因縁というのです。

たとえば、今、中東やアメリカ、ロシア、などの国々で殺しあいをしていますが、おそらく皆様、前世では家族であった可能性が高いでしょう。

ロシアやアメリカの大統領やその周辺の方々や中東の指導層も攻撃した国々の人たちに前世の家族がいるはずです。傷つける、攻撃する判断や行為には、必ずそれと同じの痛みがいずれ伴います。

そうやって、因果応報で波長の低い行為には、同等の報いが必ずやってきます。それはすべて、神様が作った隣人愛を学ぶ仕組みなのです。

自分の家族を愛することは、難しくありません。しかし地上生活では、わたしたちが他人様を家族と同じく愛せるように、神様は学ばせて下さっているのです。

自分たち家族や国民さえ良ければ、他人様や他の国々の人はどうでもよいという考え方は、捨てたほうがよいのです。そうすれば、世界平和に少しずつでも向かうのではないかとわたしは思います。

わたしも利己的なので、少しずつでも内面を隣人愛で美しく光輝かせたいです。