◆ シルバーバーチへの批判(1)
シルバーバーチは「因果応報」のカルマの法則を神の法則としていますが、シルバーバーチの考え方には
以下と矛盾があります。

@ 因果応報のカルマは、過去に関する償いの法則ですがそれは、未来の経験という考え方と矛盾します。
A 因果応報のカルマは、必然の法則であるため、その時点で未来に自由がなくなり、未来確定します。
B 未来の方向は、(不確定な意識)の集合であり
個人より全体の意識が優先されます。こととの整合性がつかなくなります。
C 失敗からの学習と経験が罪となると、体験という価値観が恐怖になり、体験できなくなります。
カルマを肯定しながら「生まれ変わり」の法則を認めると、「生まれ変わり」の目的が魂の発展ではなく、罪の反省になってしまいます。
つまり、これらの考え方は、神の法則ではなく、従来のキリスト教的な罪と罰、天国と地獄の思想であるといえます。