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新型コロナウイルスの猛威で暮れた2020年だが、この1年間で新聞離れは一段と加速した。

日本新聞協会が同年末に公表した10月現在の新聞総発行部数(加盟日刊116紙)は3509万1944部と、前年に比べ271万9304部、7.2%の過去最大の減少となった。

このペースで落ち込みが続けば6年半足らずで半減してしまう計算だ。

新聞社の主柱である紙の新聞の行く末がはっきり見えてきたと言えよう。
新聞各社、特に減り方が著しい全国紙は紙に代わる新しい媒体への移行を待ったなしで迫られている。

また、日本ABC協会がまとめた20年11月現在の日刊紙総販売部数も、3083万601部で前年同月比225万7047部のマイナスと減少幅が大きく拡大した。

20年は、止まらない部数減に加え、コロナウイルスの影響で経済活動が滞ったことから新聞社の広告・イベント収入などが落ち込み、新聞販売店の折り込み広告(チラシ)収入も大きくダウ ………

https://facta.co.jp/article/202102024.html


(略)