韓国銀行(中央銀行)は14日までに、紙幣や硬貨への新型コロナウイルスの付着を心配し、洗濯機で洗ったり電子レンジにかけたりする事例が相次いでいると発表した。

 韓国銀行によると、損傷したお金の交換量は前年同期比で約24億ウォン分の大幅増を記録。今年上半期は約60億ウォン(約5億4000万円)分に達した。

 ソウル近郊の安山では、香典にウイルスが付着していないか不安になった住民が洗濯機で紙幣を洗浄し、細切れになったうちの約2300万ウォン分を韓国銀行が交換した。

 西部仁川でも住民が電子レンジで焼損させた約500万ウォン分の紙幣の交換に応じたという。(共同)

https://mainichi.jp/articles/20200814/k00/00m/030/337000c