>>537
まあそこはそうだろうね

キングコング西野の何年か前のブログを引用すると、朝日はテレビ露出激増して正に認知度は急上昇してフォロワーが増えてる。
ある意味モデルや女優、あるいは渡辺直美的な存在かな。今の所はまだ。
それはそれですごいことだけど。

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少なくとも『はねるのトびら』だけでも毎週2000万人以上の人が見てくれていたのに、
営業などで地方に行くとキャーキャー言われていたのに、単独ライブの集客となると400~500人がやっと。

ここには、『認知』と『人気』の違いがありました。

NSC(吉本の芸人養成所)時代に、NHKの漫才コンクールで大賞をとり、デビュー1年目で関西の漫才賞を総ナメ。
完全にブイブイ言わせていて、人気タレントになった僕は、その後、仕事内容を選ばす、とにもかくにも露出を求めて、東京に行き、いつしか認知タレントになり、人気タレントではなくなっていました。

テレビの世界に両足を突っ込んでいると、そこで語られるのは、視聴率であったり、レギュラー番組の本数であったり…それらが正義です。
周りからは毎日毎日「すごいねー!」と言われ、僕は成功者として語られました。

なもんで、
自分が「売れている」ということは自覚できていましたが、僕はバカなので、「認知タレントとして売れている」ということには気がつきませんでした。
「ただ、知られているだけだ」ということに。
自分に『人気』など無いということに。

世間から『認知』されるということは、それはもう大変なことなのですが、しかし、そこに『人気』が伴っていないと、状態としては、かなり不安定です。
場合によっては、たった一度の不倫で活動が止まってしまうこともあります。
(※ちなみに僕は昔、長崎の人妻と不倫をしたことがあります。とっても可愛かったですよ。)
 

活動が止まってしまうこと自体は大した問題ではありませんが、大変なのは、その後。
自分の意思で、自分のタイミングで、スタートさせることが難しいのです。