これは彼女とすみれさんの再接近がどうとかではなく、業界人のはしくれとしての意見。

マニーをかければ新人歌手を即全国区にできる手法があるのに、ウチでプロモもロクに打てずに弱いレーベルからデビューさせて数字が出なかったら…。

私に夢を与えてくれた世代最高の元スクールアイドルには、できるだけ良い環境でデビューを飾って欲しいんです。


すみれ「遅すぎるなんてない♪」ビシッ

夏美「…!」


夏美「…不可能なんてない♪」ビシッ


この振り付けをすみれさんとやるのは高校の時以来。

やっぱりこの曲は、いい。


かのん「すみれちゃん…夏美ちゃん…」

夏美「あなたが作った曲ですわ」

すみれ「思い立ったら始まりの日。でも、焦ることはないわよ」

すみれ「デビュー用の曲でも作りながら、これからどうするかゆっくり考えなさい?」

夏美「メディアに出て面白いことをやるのは、しばらくは私達に任せて欲しいですの」