かのんさんの目がらんらんと輝き始めている。

確かに、昔からの友人にこんな人がいたら頼りたくなりますよね。

業界経験があり、痛いところも遠慮せず指摘してくれて、優しくておまけに美人(夏美評)だから分かるんだけど。


すみれ「かのん」

すみれ「社長がヘンな番組を作ったり、炎上上等な企画をやろうとしてハラハラするけど…私は今オニナッツの所属なの」

すみれ「あなたの活動に付きっきりって事はできないわ」

かのん「じゃあ、私も夏美ちゃんの会社に入ればいいでしょ?そこで一緒に…」

すみれ「それは…」

夏美「デビューしていないかのんさんの将来を、マニーも業界へのパイプも無い私が預かることはできませんわ」

かのん「そんな…」