暴力的ですらあるその才能が、舵取りを怠りついに自分に返ってきてしまったんだろう。


てかこの人…最初私と契約した頃と、あまり変わってない。

「何かある気がする」の正体が、私みたいなセコい理由だけじゃないんですよ?

世間の悪意を分かって悪役になってでも助言できる人が、このピーキーな人を支えてあげるべきなんだろうな。

…あの時のように。


すみれ「話は大体分かったけど…千砂都には相談したの?」

かのん「ちぃちゃんはアメリカでバリバリ活躍してるから…」

かのん「こんな事で困らせたくないし、情けなくて話せないよ」メソラシ

すみれ「まったくあんた達は…少し掛け違えるとすぐこうなるんだから」