先生「天王寺は元々研究開発がメインの企業で、製造販売はその技術力を示すための手段でしたが、高度な研究ほど資金が必要」

先生「出資者の信用を得る機会を伺っていたところに、夏美社長の説得がはまったのです」

夏美「増産して頂けるようお願いに伺った時、ほとんど二つ返事だったのはそういう事でしたのね」

先生「もちろんそれもありますが…平安名さんと一緒に行ったのが良かったのだと思いますよ」

夏美「…確かにあの若社長、表情こそ変えなかったもののずっと鼻息荒くしてましたわ」

夏美「やっぱり美人は得ですの」スン


先生「美人だからというか何というか…天王寺社長にとっては平安名さんは90点以上の評価の人だったということです」

先生「でも鬼塚社長も80点くらいはありますから、気を落とさないで下さいね」

夏美「…何ですのその評価基準」

先生「顧客のプライベートですので、秘密です」イ^⇁^ナ

夏美「…何ですのその顔」