ルビィ「でしょ?」

善子「でも捨てるしかないじゃない。使えないのよ?」

ルビィ「だったら最後まで芯使い切れるようなシャーペン作った方がお得じゃない?シャーペンの芯の使い切れない部分だって、三本くらい合わせたらまた一本のシャーペンの芯になるんだよ?」

ルビィ「それか捨てなきゃいけない部分まで書ける素材で作る必要ないじゃん。どーせ捨てることになるのが決まってるんだったらさ」

ルビィ「不思議だなぁ……」

善子「……」

ルビィ「ねえ善子ちゃん!なのになんで?なんでシャーペンの芯って最後まで使い切れないようになってるの!」

ルビィ「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで〜!!」ユサユサ

善子「あーもううるさいわね!知らないわよそんなこと!」