千歌「なんと、絵里選手!声をかけた上に手を繋いだーっ!」

璃奈「声かけ+1ptに手繋ぎ+3ptで合計ptはまだ4ptだけど、ここからカフェに連れ込めれば6ptまで伸ばせる」

千歌「あの雰囲気なら買い物した後ふつーにお茶しそうだもんねぇ…曜ちゃん選手、追い詰められる格好になったかー!?」

恋『ところで…あの…』

絵里『名前かしら?絵里よ』

恋『絵里さん、どうして私だったのですか?』

絵里『声をかけたのが、って事?』

恋『はい…自分で言うのもなんですが、私は割と声をかけづらいと言われる事が多いものですから…』

絵里『確かにそうね…恋って、生徒会長とかしてそうな雰囲気、あるわよね』

恋『え!?わかるのですか!?』

絵里『ふふっ、実は私もそうだったの。だから、類は友を呼ぶ…ってやつかしら?』

恋『なるほど…』

絵里『それに、恋はバレリーナよね?』

恋『そんな事までわかるのですか!?』

絵里『だってそのポニーテール、ほんの少し癖が付いているもの。レッスンの時はお団子にしているんでしょ?』

恋『はい…絵里さん、意外とよく見ていらっしゃるんですね…』

絵里『意外と、なんて酷いわ』クスクス

恋『あ、いや、そういうわけでは…!』アタフタ

千歌「確かに、普段はぽんこつな絵里さんなのに、観察眼が鋭いなんて意外な一面だねぇ…」

璃奈「うん。そんなところがいいよね」