0009名無しで叶える物語(あら)
2022/11/23(水) 04:13:25.40ID:4nO+hUUO夏美(私の首には今、首輪が取り付けられている
――四季と同じようなチョーカーに見えるけど…鎖が伸び、その先には取手がついている
――これは私が千砂都先輩のモノである証
――もちろん、誰にも見えないように厚手のネックウォーマーやセーターを着て誤魔化している
――だけど何かの拍子で見えたら、バレたら、そのスリルがたまらない
――そしてそれは千砂都先輩も同じ
――もし私の首の異物に誰かが気付いたら、と思うと気が気じゃないはずですの
――今日一日ずっと私のことを気にかけていないといけない
――それはつまり…私はずっと、千砂都先輩に想われているということ)