千砂都(小さい頃、いわゆるいじめられっ子と言われる存在だったと思う

――弱虫で泣き虫で、特定の人にしか懐かなくて、それ以外の人に怯えて

――そんな自分が嫌で頑張った。大好きな幼馴染がいたから…

――彼女がいなかったら、私は今どんな人生を歩んでいたのか考えただけで動悸がする

――誰かの為に。誰かと共に。それが私のエネルギーの根幹だと思う


――だから私は愛したい、好きだって言いたい、誰かの為になりたい


――好きな人をたくさん愛して幸せにしてあげたい

――告白してくれた可愛い後輩に、私が貰ってきた愛をあげたい

――例えそれが、こんな愛し方であっても…それで喜んでくれるのなら)