夏美「今までずっと、千砂都先輩に愛してもらってばかりで…何も返せてなかったですの…!」

夏美「貴女に愛してもらいたかった…貴女の愛を独り占めしたかった…それが私の夢でしたの…!」

夏美「でも、今は違いますの…」

夏美「…これを言うの、告白の時以来かもしれませんの」


夏美「貴女のことが好きです…!」


千砂都「あ…!」

千砂都「うん…。私も夏美ちゃんのこと愛してるし、愛されたい」

千砂都「来て…?」


千砂都(攻め・受け…S・M…先輩・後輩……愛したい・愛されたい

――ずっとそんな固定観念…これが私たちの愛の形なのだと縛られていたような気がする

――私たち、やっと…)