夏美(だけど、私が千砂都先輩を好きになった理由はそれだけじゃないですの――

――それは…かのん先輩との関係から見え隠れする深い深い愛情・信念・献身…

――強い想いはまるで物語の登場人物のよう



――この人に愛されたい



――この人の想いを全部私一人のものに出来たら?

――これまでの冴えない人生がひっくり返るほど、誰よりも幸せになれる…!

――スクールアイドルとしての活躍も2人で一緒に…!同じ夢を見られる…!)


――突然の告白に驚く千砂都先輩を抱きしめる

――――だけに留まらず…私はそのまま、先輩の唇を奪った

――まるで小悪魔のように)