千砂都(私たちは恋人同士なのに手を繋いで歩かない

――恋愛禁止のスクールアイドル同士が恋人なのを噂されたら困るから

――そして、別の繋がりがあるから)


千砂都「…」ジャラッ

千砂都「…ドキドキするね」

夏美「ですの…。私の上着からは鎖が出ていて…そして鎖の先は千砂都先輩の手にあって…」ドキドキ

夏美「私は…千砂都先輩のものだから、貴女から遠く離れる事は出来ませんの…♡」


千砂都(暗闇の中で2人を繋ぐ鎖を目視することはきっと難しい

――けど、何かの拍子で見えたり、離れて歩かないといけないこともあるかもしれない

――バレたらいけないこの距離感。スリルは加速し、興奮を助長させた)