真姫「子供の頃から一方的にあなたのこと知っていたの」

希「子供の……ころ?ウチと会ったことあったっけ?」

真姫「小学3年生かしら、一時期だけ○○小学校に転校しなかった?」

希「……!!した!した覚えある!」

真姫「当時転校生なんて珍しいからうちのクラスの子も私を引き連れてあなたの教室に連れて行ったのよ」

真姫「そしたらいたのよ。あなたが」

真姫「あの時、本を読んでたからはなしかけることはしなかったけど、本を読む儚げなあなたのこと、忘れられなかったの」

真姫「ここに入学して最初こそ気づかなかったし思い出せなかったわ」

真姫「けど、μ'sのファーストライブの日の時、廊下にいたでしょ?」

真姫「廊下で聞いてる時の横顔で思い出したわ。あの時の転校生の子だって」

真姫「何度も伝えようとしたわ」

真姫「けど……その頃はまだμ'sに加入どころかあなたと顔見知り程度のレベルだったでしょ?」

真姫「だから言えなかった」

真姫「ふふっ……所詮、私は素直じゃないまんまだったわけよ」

希「そんなことない!!」