カレーはメインとなるひとつの素材に合わせてレシピを組むもんなんだ
スパイスの使い分けでも、現地ではタマリンドは魚に使うし、クローブカシアカルダモンは肉に使うし、クミンの相性が良いのは野菜とされてる
トマトベースで旨味出すかココナッツミルクにするか動物性油脂にするかで仕上がりも分岐する。だからもともとカレーにはバリエーションを出せる土壌がある
シチューは複数種類の素材をごった煮して旨味をだして、ばらっばらな素材の味わいをベシャメルソースで強引にまとめ上げてる作り方だからバリエーションを出せない
日本でのカレーの作り方は固形ルーを使う具のごった煮シチュー方式だからシチューと同一視されるがちだが、両者の立ち位置は違う