可可「っ」ダッ

千砂都「あっ……」

千砂都(走り去るクゥクゥちゃん)

かのん「待って!」

千砂都(追いかけるかのんちゃん)

千砂都「……………………」

千砂都(私は二人の背中を見送ることしかできなくて)

千砂都(地面にはクゥクゥちゃんの落とした、たこ焼きの残骸だけが転がっていた)