かのん「ごめんね、最初は幼馴染と友達がって複雑な気持ちになって」

かのん「気づいた後も、なかなか言い出せなくて」

千砂都(間違った認識が、かのんちゃんの中で確信になっている)

かのん「大好きな二人の関係にさ、ジェラシー的なものを感じていたのかな」

千砂都(待って、待ってよ)

かのん「でも、すみれちゃんや恋ちゃんに相談するうちに気持ちを整理出来てさ」

かのん「二人がそういう関係だとしても、ちゃんと受け入れられるつもりだから――」


千砂都「違うよ!」


千砂都(自分でも信じられないぐらい、大きな声が出た)