かのん「見ちゃったんだ、私」

千砂都「見た?」

かのん「二人がその、部室でしていたの」

千砂都「えっ」

千砂都(ある程度の覚悟はしていた)

千砂都(実際、私は不自然な行動を取っていたし、感づかれていてもおかしくはないと)

千砂都(だけど、そこは予想外だし)

千砂都(絶対に、見られたくなかった部分で)