千砂都(去っていくクゥクゥちゃんの背中は、どこか寂しそう)

千砂都(私はまた一人になってしまった)

千砂都(嬉しかったのに、もう少し一緒に居たかったのに)


千砂都(かのんちゃんの話をする気分じゃない)

千砂都(私とクゥクゥちゃんは、かのんちゃんを好きであるということ)

千砂都(それによって繋がっている)

千砂都(かのんちゃんがいないと、成立しない関係)

千砂都「……馬鹿みたいだ、私」