—そして、小テスト返却日―

千砂都(結局、あれから私は私史上最っ高に勉強しました)

千砂都(テストで良い点も取りたかったし、もちろん私のせいで部活停止なんて絶対にイヤなんだけど……それ以上に自分を試すこの感覚が、なんかちょっぴりダンスに近いって思ってるの)

千砂都(出来ないことを一つづつ出来るようにして、そうしていつかは高みを目指して!頂点へ走り続けてるっていうこの感覚が、最っ高に昂るんだよね!)

千砂都「〜♪」ワクワク

かのん「……?ちぃちゃん、どうかしたの?」

千砂都「ううん、なんでもないよ!」

かのん「そっか、はぁ……」

先生「テスト返すぞー!出席番号順なー、あらしー!」

千砂都「うぃっすー!」テテッ!

千砂都「〜♪」