恋「勉強を、ですか?」

千砂都「うん。他の娘から聞いたんだ。恋ちゃんってお勉強も得意だって」

恋「別に、得意というほどでは……ただ、一応進学も視野に入れて勉強をしているというだけで……」

千砂都「それでもいい。お願い、私に勉強を教えて欲しいの!」

恋「私から?」

千砂都「うん。私ね、みんなに追いつきたい!普通科のみんなに、絶対に負けたくなんてない!」

恋(なるほど。だからこの前は図書室であんなに熱心に参考書を読んでおられたのですね)