すみれ「でも確かにそうね。千砂都は普通科に来たばっかだものね」

可可「千砂都すっかり馴染んでいるから、可可もたまについ忘れそうになりマス」

千砂都「……?」

かのん「ちぃちゃん!普通科ってね、もう授業の内容が鬼みたいに速いんだよ!中学の頃なんかとは段違いで!そのくせ予習復習は毎日三十時間以上しろーって脅してくる

ペチッ!

かのん「いてっ!」

すみれ「不用意に脅すようなこと言わないの。ってか毎日三十時間とかまず物理的に不可能じゃない」

かのん「むうう……」ヒリヒリ

千砂都「あ、あはは……でも普通科の子たちってそんなにいっぱい勉強させられてたんだねー」

すみれ「そうね。あなたたちがダンスとかを習っているい間も授業を受けさせられているわけだし、一応進学も視野に入れられるようなカリキュラムにはなっているはずだし」

千砂都「そっか、なるほど〜……」

千砂都(……)