恋「こんなの気持ち悪い、ですよね」

恋「わたくしは幼い頃からあなたが好きで、あなたをそういう目で見ていました」

恋「そして今はあなたに払うお金も、もうありません」

恋「なので、その……」

サヤ「はい、本日を以てお暇をいただきたく思います」

当たり前のこと。

お金もない、自分のことを性の対象として見ている人間に誰が仕えるだろう。

わたくしと彼女は所詮契約あっての関係だったのだから。